反省。本の正しい保存・収納方法を知らない人に本を愛する資格なし。

本好きにとって、本の収納はかなり悩ましい案件ですよね。

次から次へと発売される本の数々。お気に入りの作家の本は必ず購入し、なかなか手放すことができません。最高の一冊に出会った日には、読む用だけでなく保存用を買っていた時代もありました。

そんなお気に入りの本たちを、どのように収納、保存していますか? 保存方法によっては本を愛する資格なんてありません。

本を大切に扱ってこそ真の本好き

私は本が好きですが、本の扱いは雑です。カバーが曲がってしまったり、角が折れてしまったりと、ひどいありさま。

子どもが小さいと、子どもも本を汚します。よだれでべたべたにされたり、本棚の中から乱暴にぶん投げられたり。とってもとっても大切にしている本は徹底ガードしていますが、ほぼ放置。しかたがないよね、とあきらめています。

でも、それってすごく本にたいして失礼。まったく本好きとは言えません。

本を鍋敷き代わりにしてしまう主人公に唖然

本の大切さに気がついたのは、2017年冬ドラマ『カルテット』の6話がきっかけ。主人公の真紀が詩集を鍋敷き代わりに使ってしまうシーンがあるんです。

詩集は夫から贈られたもので、目の前で鍋敷きにされた夫はショックを受けます。

自分が贈ったものだからこそ、夫はショックを受けたのですが、Twitterでは本を鍋敷きにすること自体にびっくりする声も。本をずさんに扱うのは胸がきゅっとなるなぁと私も思いました。

読まれない本はさみしい

この詩集はしおりがいつまでも9ページから動きません。真紀には詩集の内容が理解できなかったからです。

読まれない本ってさみしいですね。真紀の夫も、しおりが動いていないのを確認するたびに落胆しています。自分が好きなもの、贈ったものならなおさらさみしいものですよね。

7話で真紀は「こんなおもしろくないものを、おもしろいって言うなんておもしろい人だなぁってよくわかんなくて、楽しかった」と語り、詩集を燃やします。真紀は真紀なりに、この本を大切にしていたのです。

でも、たとえ本人にどんなに思い入れがあったとしても、読まれない本を置いておくことは、なんだかさみしいことなんだ。

ぼんやりとそう思いました。

読まれない本に意味はない、とまでは言い切れないけれど、読まれない本をいつまでも家に置いておくことは、本を大事にすることとは程遠いと。

本当に本が好きなのであれば、すぐに読み出すはず。それをせずに積んでおくのは、本好きではない。そんな本は手放してしまえばいい。本が自分の役目をまっとうし、気持ちよく本棚に収まるようにしていく。そうして初めて私は本が好きだと言えるのだと感じました。

本を愛すれば保存方法もおのずとわかる

本の正しい保存方法や収納方法って知っていますか?

本はとてもデリケート。紙という素材は破れやすく、光に当たると変色してしまいます。カビや虫にも注意が必要です。

引っ越しのときのままだったり、本棚に入らなかったりして、段ボールに本を入れているのは最悪。段ボールは湿気を吸いますし、虫が大好きな場所。本をダメにする保存方法なんです。

日の当たらない場所に置いた本棚に本は収めるようにします。たまには本棚から出して、ほこりを払い、虫がいないか確認。

本棚にぎゅうぎゅうに押し込んでしまうと、本が痛みます。本を収納するときには、ある程度の余裕をもたせることが大切。ただ、本が倒れて斜めになると本がゆがんでしまいます。倒れないくらいの余裕で十分。もしあきすぎてしまったらブックエンドで調整します。

収納しきれず、積み上げていくのもよくありません。下の方の本に負担がかかるからです。本が自然な状態でいられるよう、少しゆとりを持った縦置きがベストです。

本棚に適切に収めるためには、持つ本の数はしぼらなければいけません。そもそも、本棚に収納しきれないほど本を持っている場合、本の内容はすべて把握しているのでしょうか。もしかしたら、買ったはいいものの読んでいないものも含まれているかもしれません。

自分が好きで好きで、内容をある程度わかっている本。読み終えた上でなお残しておきたい、何度も読み直していきたい本だけを本棚に収める。

そうすれば十分余裕をもって本棚に本を収めることができるはずです。

頭ではわかっていても、やっていない人も多いのではないでしょうか。それは本のことをきちんと考えていないから。本が気持ちよく過ごせる方法を考えたとき、本の収納方法・保存方法をしっかりと理解することができるのです。

「本が好き」と言える自分になるために

年末に本の断捨離を済ませ、本棚にはかなり余裕ができました。いまは本当にお気に入りの本しか本棚には残っていません。

厳選された本ばかりになったので、子どもが本棚に近寄るのをかなりがんばって止めています。絶対に汚されたくない本ばかりなんです。

これらの本を大切に守っていく。守れないのだったら、いさぎよく手放す。「本が好き」と胸を張って言えるようになりたいです。

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