土用の丑の日。子どもが安心して食べられるうなぎ以外でおすすめの食べ物。

土用の丑の日

土用の丑の日になると、大人はやっぱり食べたいうなぎ。でも、子どもは食べられませんよね。

一般的には1~2歳頃から食べさせてもいいとされていますが、小骨があるので幼稚園児でも食べにくいもの。塩分や脂肪分も結構多いんです。

だからわが家では1歳半の息子はもちろん、3歳の娘もまだうなぎデビューをしていません。土用の丑の日に子どもでも安心して食べられる食材とはどんなものがあるのでしょうか。

うなぎ以外で「う」のつく食べ物

後述しますが、土用の丑の日にうなぎを食べるというのは、実は江戸時代中期から。その前までは、「『う』のつく食べ物を食べると病気にならない」という言い伝えがあり、実は「う」のつく食べ物だったらなんでもよかったです。

子どもが食べやすいものをまとめてみました。

スイカ

瓜、なんていうと食べるのが難しい気がしますが、胡瓜(きゅうり)、西瓜(スイカ)、南瓜(かぼちゃ)、甜瓜(メロン)、冬瓜など、おなじみの食べ物が実は「瓜科」。

水分やカリウムが豊富なので、体温を下げ、むくみや高血圧の予防にもなります。ただ、スイカやメロンは食べ過ぎるとお腹を壊すので注意です!

牛肉

「う」のつく言葉として子どもに教えやすい言葉のひとつ「うし」。牛肉は「う」のつく食べ物と言えるでしょう。

なんとなく豚肉はビタミンBが多くて夏バテにはいいというイメージがありますが、牛肉は鉄分が豊富です。鉄分といえば貧血予防でよく聞きますよね。夏バテと貧血って症状がよく似ていて、夏バテだと思ったら実は貧血だったということもあるそうです。

鉄分は体内で作り出すことができず、食事から採るしかない栄養素なので、積極的に摂取していきたいですね。

うずらの卵

小さい中に栄養価ががっつりつまっているのがうずらの卵。ビタミン、葉酸、鉄分などが鶏卵よりも豊富に含まれているんです。

普通の卵に比べて安いですし、かわいらしくて子どもサイズ。5mmくらいの輪切りにしたピーマンの中に落として焼いてあげるとお花みたいな目玉焼きができて子どもが喜びます。


Cpicon ピーマンうずら焼き by 味の素冷凍食品

温州みかん

温州みかんと聞くと、「温州ってどこのみかん?」って思ってしまうのですが、いわゆる普通のみかんのことです。みかんの名産地である中国の「温州」を名前につけただけで、中国産ではなく日本産。

みかんの言わずもがな、ビタミンB、C、クエン酸など夏バテに効く栄養素がたくさん。ただ、時期が違うんですよね……やはりみかんといえば冬。たまにお中元などで届くこともあります。

うなぎパイ

静岡西部の必殺裏技「うなぎパイ」。

実はうなぎパイ6本分にはうなぎの蒲焼100gと同じくらいのビタミンAが入っているんです。そんなに食べさせるわけにはいかないですが、うなぎの代わりに1枚いかがでしょう。

その他、「う」のつく食べ物

  • うるち米(普通のお米のこと)
  • うどん
  • 卯の花
  • 梅干し

こうやって調べてみると、意外と普段食べているものに「う」がつきますね。

実は「黒い食べ物」でも大丈夫

夏バテしないためには「黒い食べ物」を食べるといいという言い伝えもありました。

  • 黒豆
  • 黒ゴマ
  • 玄米
  • 黒砂糖
  • ごぼう
  • ナス

なるほど、栄養のありそうなものばかりですね。

土と牛を休ませて黒い食べ物を食べる説

「土用」の時期は季節の変わり目で、農仕事をするとすぐにバテてしまいます。だから、土いじりをしてはいけない時期だとされていました。畑を耕すのに使われていた水牛も休みに入ります。

田畑と牛を休ませている間、土と牛の色である「黒い食べ物」を食べるようになったのです。

玄武のパワーをいただこう説

昔は時刻や方角を干支で示していたのを知っていますか?

丑の方角は北北東。中国の神話では北方を守るのは玄武という神さまです。玄武の「玄」が黒を意味するため、神さまのパワーで夏を乗り切ろうという意味合いもあったと言われています。

「土用の○○」3つ

土用の丑の日には

  • 土用餅
  • 土用蜆
  • 土用卵

を食べる風習もあります。土用の時期に食べるあんころ餅、土用の時期にとれるしじみ、土用の時期に産み落とされた卵のこと。やはり夏バテ予防になる食べ物です。

そもそも土用の丑の日って何?

土用の丑の日

最近では夏にあるイメージの土用の丑の日ですが、春夏秋冬すべてにあります。

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間を指します。丑の日というのは、実は時刻や方角以外にも日にちを数えるのにも干支は使われていまして、12日おきに丑の日がやってきます。干支でかぞえていって、土用の間にある丑の日が「土用の丑の日」なんです。

立春・立夏・立秋・立冬の「立」は新しい季節になるという意味。つまり、暦の上ではすべて季節の変わり目なんですね。季節の変わり目には体調を崩しやすくなるので、体にいいものを食べよう! というのが由来なのです。

うなぎを食べるようになったのは、前からある「う」のつくもの、「黒い食べ物」を食べようという言い伝えを利用して、江戸時代に平賀源内が意図的に作った風習です。

夏に売れないうなぎをどうにか売りたいうなぎやさんに、「土用の丑の日だから、『う』のつくうなぎを食べよう!」と宣伝するよう勧めたらバカ売れしたというのです。考えてみたらうなぎの旬は冬。さすが天才と言われる平賀源内、すごいですね。

子どもと一緒に土用の丑の日は夏バテ防止食材を食べよう!

現代では栄養不足で夏バテになるというのはあまりなく、土用の丑の日にうなぎを食べてもあまり夏バテ予防にはならないという説もあります。

でも、病は気からといいますか、栄養満点の食べ物を食べると、元気がもりもり湧いてきて、暑い夏を乗り切れるような気がしてきます。

夏バテ防止食材を食べて、元気に夏を楽しみましょう!!

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