シンプルで心地よい。北欧デンマークに学ぶ「ヒュッゲ」な暮らしで幸せに。

北欧スタイル

ヒュッゲ」という言葉を知っていますか? いま世界的にブームになっているライフスタイルです。

シンプルライフ心地よい暮らし北欧スタイル……こんな言葉にピンっときた人にはぴったり。

ミニマリストに惹かれ、断捨離を進めているものの、どうしても自分の好きなものを捨てられずにいるという人でも、ヒュッゲを暮らしに取り入れればハッピーになれます。

だってヒュッゲとは、世界一幸せな国と呼ばれるデンマークの暮らし方なんですから。

ヒュッゲ(Hygge)とは「心地よい暮らし」のこと

「ヒュッゲ(Hygge)」とは、デンマークの言葉。人によって微妙に表現が異なり、デンマーク人ですらはっきり説明するのは難しい言葉です。ざっくり言うと「心地よい暮らし、空間」のこと。

デンマークは冬にはマイナス10度にもなる極寒の地です。

マイナス10度というのは、さっぽろ雪まつりの時期の北海道の気温。この時期の北海道といえば、最高気温が東京の朝の冷え込みと同じくらいの温度。濡れタオルを振り回すと凍ります。

風も強いデンマークでは体感温度がそれ以上に低く、とんでもなく寒く感じるはずです。だから冬になると、家の中にこもって暖炉の火に当たり、美味しい食べ物と飲み物を食べ、キャンドルの光に癒やされながら過ごすのです。

こうした家でゆっくり静かに過ごす時間。それもヒュッゲです。

心地よいと感じるもの全てがヒュッゲ。友人とお話すること、お酒を飲むこともヒュッゲ。手編みの靴下やセーターに身をつつむこともヒュッゲです。

「ヒュッゲ」はすでに日本にある

北欧

ヒュッゲという言葉だけを聞くと、かなり目新しく感じるかもしれませんが、そうでもありません。

ワシントン・ポスト(Washington Post)のHPでヒュッゲについて取り上げた記事があります。自宅をヒュッゲらしいスタイルにする5つのポイントが書かれています。

Washington Post January 25,2017『Five practical ways to reap the cozy rewards of ‘hygge,’ even if you can’t pronounce it』

衰えている英語力でなんとか読んで、なんとなーくこんな風に理解しました。

  1. シンプルにする
  2. グリーンを置く
  3. 自分の感覚と結びつける
  4. キャンドルを使う
  5. 調達する場所を見つける

家具はシンプルなものを選び、見た目よりも自分の感じ方を重視します。材質はスチールやガラスよりは木製の方がよく、自分好みの家具を調達できるお気に入りの店を見つけることが大切。

家具以外にはグリーンとキャンドルを置きます。キャンドルは置き場所や置き方に気をつけて。

キャンドルはちょっと違うけれど、ほかの部分ってなんか、いわゆる「シンプルライフ」のことですよね。

「シンプルライフ」を送っている人は、無印良品やイケアなどで、自分が心地よいと感じるシンプルな家具を選び、適度に緑を取り入れている人が多いはずです。

北欧スタイルに憧れてシンプルライフを目指しているという人もいるわけですから、北欧デンマーク発祥のヒュッゲはすでに日本に入り込んできているのです。

必要最低限のものでシンプルに暮らす幸せ

幸せになる方法を求めてデンマークへ移住した英国人女性ヘレン・ラッセルは『幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年』で、「デンマーク的に暮らす10のコツ」を述べています。

その中の一つが「選択肢を減らすこと」。デンマーク人は「ストレスのないシンプルさ」「制限された中で享受する自由」を持っているというのです。

選択肢が多いことは自由である反面、モノや情報に埋もれ、常に比較し、迷い、持っていないものを求め続けることになります。

選択肢は少ない方がストレスなく暮らしていける。必要最低限のもので、いま自分が持っているものだけで十分満たされている。

まさにシンプルライフですね。

デンマーク

削ぎ落とすのはモノや情報だけではありません。デンマーク人はプライベートを心地よく過ごすため、時間の無駄も許しません。

デンマークは、オンとオフが非常にはっきりしている国だと言います。仕事にプライベートを持ち込むことはせず、プライベートに仕事を持ち込むこともありません。

仕事を持ち帰らないようにすると、日本では残業をしがちですが、それでは家族との時間が減ってしまいます。デンマークでは家族との絆を深める時間をとっても大事にしているので、労働時間も徹底的に短縮しています。

OECD(経済協力開発機構)の調査では、2016年の日本の年間平均労働時間は1,713時間。デンマークは1,410時間です。なんと、300時間も違いが。

1週間の労働時間は平均33時間。日本は週休2日定時上がりでも8時間×5日間=40時間勤務ですから、かなり短いことがわかります。33時間というと、週休2日だと6時間勤務、日本だとパート勤務くらいの労働時間ですね。

仕事を効率よく済ませ、家族との時間を楽しむ。自分が心地よいと感じるものに囲まれ、ささやかな幸せを感じながら過ごす。これが、デンマーク流「ヒュッゲ」な暮らし。

ミニマリストと近藤麻理恵さんのこんまりメソッドと、北欧スタイルのシンプルライフと、なんだかいいとこ取りですね。

自分の心地よさを追求していきたい

デンマーク人は自分の人生を充実させるためにわがままでもある。

2017年7月27日の日経新聞『読み解き現代消費 「ヒュッゲ」の教え シンプルに暮らす幸せ

10年以上デンマークに住んだ経験がある斎藤博紀さんの言葉です。

少しくらいわがままを言ってでも、自分の人生を充実させるための努力を惜しまない。自分が人生の主役であるための大切な考え方ですね。

自分が心地よく暮らすために、どんな部屋に住みたいのか、身の回りに何を置きたいのか、余計な選択肢や時間を減らせるところはないか、とことん追求していきたい。

自分の人生を充実させるために、少しずつでも理想に近づけていきたい。

私も「ヒュッゲ」な暮らし、始めていきます。

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