ミニマリストにはなりません。シンプルライフとミニマムな暮らしの違いとは。

私はシンプルライフを目指していますが、ミニマリストになりたいわけではありません。

「シンプルライフとミニマリストって一緒でしょ?」

そう思いますよね。私もそう思ってました。ミニマリストにはなれないから、シンプルライフも送れないって。でも、厳密には違うのではないかと思ったのです。

自分の送りたい生活を本気で考えていたら、シンプルライフとミニマムな暮らしの違いが見えてきました。同時に、自分が目指したいシンプルライフの形もはっきりとしてきたのです。

突き抜けたシンプルライフを送る人がミニマリスト

シンプルっていうのは、「簡素な」という意味で、「飾り気、無駄がなく簡単なこと」ですよね。

そして、ミニマリストは「ミニマリズム」を行う人のこと。

ミニマリズムはもともと芸術用語で、必要最小限まで省略する表現スタイルなんだそうです。絵画なら色や形を、音楽なら最小限の音で表現する手法。それがいま、「必要最小限のもので生きる」という意味にまで範囲を広げてきているのです。

  • 飾り気、無駄がなく簡単なこと。
  • 必要最小限のもので生きること。

言葉だけを並べてみると、やはりシンプルライフとミニマリストはとても似ているような気がします。

シンプルという言葉には「単純」という意味もあります。シンプルライフは「生活を単純化する」という意味合いも含むんですね。

部屋の中にモノが多かったとしても、統一感を出すなどして単純化に成功すれば、一応は「シンプル」と言えます。

ただやはりモノが多すぎると管理がしづらく、統一感も出しにくくなってきます。だからシンプルライフを実践しようとすると断捨離から始める人が多いのでしょう。

対してミニマリストの部屋にはモノがとにかく少ない。まさに「トランク1つでどこへでもいける」というイメージ。

シンプルに生きるために究極までモノを厳選した人がミニマリスト。

必要最低限のものしか持たないミニマリストは、自分が気に入ったものだけをピンポイントで持っています。同じものをそろえるよりは、それぞれをひとつずつ持っているので、統一感はさほど感じません。

自分軸がしっかりしている方が多く、一見バラバラに思えても「自分が生きるために必要なもの」という共通点があります。

ぽつりぽつりとモノを持つので、ミニマリストの方の部屋は、はたから見ると「生活感がない」と言われがち

私、実はこの生活感が欲しいんです。家に帰ってきた時にホッとできる生活感が。

生活感のある部屋に住みたい

初めての一人暮らし。まだ荷解きが済んでいないがらんどうの部屋の中、とってもさみしかったのを覚えています。

ミニマリストの方のお部屋を見ると、私はその思いがふわっと浮かんできてしまうんです。

その一方で、楽しい旅行から帰ってきたわが家がごっちゃごちゃだったときの残念な気持ちも知っています。だから、部屋の中はきれいにしておきたい。

旅行といえば、ホテルみたいなのもいいですね。

ホテルはすべての部屋を統一するためにシンプルな作りになっています。置いてあるものはほとんど白で統一感があり、物の定位置が決まっている状態です。

一日観光してきてホテルの部屋に戻ったときの、「ひゃっほー」と叫びながらベッドにダイブしたい気持ちよさ。あれは非日常を味わう楽しさもあるんですが、やはりホテルがきれいかどうかはかなりポイントになっています。

ホテルの部屋って生活感のない部屋のお手本みたいに言われていますが、アレンジ次第では「おかえり」と言ってもらえるあたたかみも出せると思うんです。

シンプルライフからは何にでもアレンジ可能

本当は私、カフェ風のスタイルにずっと憧れています。

雑貨を並べて飾るカフェ風スタイルは、シンプルライフと対局にある感じがしますよね。でも、モノや置き場所、置き方を工夫すればシンプルの中にカフェ風を取り入れるって可能だと思うんです。

試しに「シンプルライフ カフェ風」で画像検索をしてみると、私がときめくお部屋がたくさん表示されます。シンプルでありながら、こだわりの雑貨が並んだカフェ風スタイル。まさに私の望んでいるのはこれだと感じます。

気をつけないといけないのは、最初から両方を目指さないこと。

家の中がぐちゃぐちゃだと、カフェ風の雑貨を飾っても余計にごちゃついてしまうだけ。

カフェ風のお部屋は雑貨をすべて取り除いた時に、シンプルな部屋が残ります。実は必要なもの以外は何も置いていないのです。

だからカフェ風スタイルを目指すのであれば、まずはお部屋自体をシンプルにしないといけない。シンプルからはどこへでもアレンジしていける。

などなど考えていくと、私の目指すべきなのは究極にものを減らすミニマリストではなく、そこそこものはありつつも統一化されたシンプルライフなんだと思うのです。

大切なのはなりたい自分をイメージすること

昔、私のことをオタクだという弟に「オタクと呼ばないで、マニアだから!」と言ったら、「オタクかマニアか気にするのはオタクだけだ」と言われました(当時はなんとなく「マニア」の方が語感がおしゃれに聞こえただけで、いまはどっちでもいいです。というかオタクです)。

シンプルライフとミニマリストの違いはどうでもいい話なのかもしれません。どっちの方が住みやすいかは人それぞれで、どちらのスタイルの方がすぐれているとかそういう話でもありませんし、ミニマリストにもいろいろ種類があります。

本当に大切なのは、自分がどう生きたいかということ。そこがしっかりしていないと、闇雲にモノを捨てて後悔したり、理想のお部屋に近づかずにイライラしたりしてしまいます。

究極の最小主義を貫きたいのか、統一感さえあればいいのか、とりあえずゆる~くそこそこきれいに見せたいのか。

目指したい自分の姿に手っ取り早くラベリングできるのがシンプルライフとかミニマリストという言葉なのです。

私はひとまず「シンプルライフを目指す」というラベルを自分に貼りました。あなたはどう生きたいですか?

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