寝る前は読み聞かせと語り聞かせで想像力アップ。おてて絵本も楽しい。

赤ずきんちゃんと絵本

絵本読み聞かせってしてますか? わが家は寝る前にするのが恒例となっています。

寝る支度を整えてから、まずは絵本の読み聞かせ。電気を消した後は、絵本なしでの語り聞かせ。両方とも子どもの発達にとってもいいんです。最近では、娘がおてて絵本も読んでくれます。とっても楽しいですよ。

それぞれの特徴とメリットをお話しますね。

絵本の世界にどっぷりひたる読み聞かせ

読み聞かせは絵本を読んであげること。

絵本は年齢や興味に合わせて選んであげます。文章と絵の雰囲気が合っているもの、日本語のリズムがきれいなものを選んであげるといいです。

臨場感たっぷりに声色や声の大小を変えて読んでしまう人も多いのですが、それはNG。子どもは声の変化に注目してしまい、物語に集中できなくなってしまいます。読み手の感情が入ってしまうので、子ども自身の情景を読み取る力を妨げてしまうんです。

とはいえ場面によってはルンルンした気分が伝わってきたり、暗い雰囲気だったりしますよね。自然に感じられる程度で多少、読み方を変えても大丈夫です。大げさになりすぎないように、登場人物によって過度な演じ分けをせずに読んでみましょう。

かといって淡々と読むようにすると、早口になってしまったり、語尾が上がってしまったりすることがあります。ひとつひとつの言葉を丁寧に発音してあげるようにするといいですよ。

せっかくの絵本ですから、絵をしっかりと見させる工夫も必要です。ページをめくる前やページをめくった直後に少し間を取って、絵をじっくり見せてあげましょう。

イメージをかき立てる語り聞かせ

語り手がソラで話を聞かせてあげるのが語り聞かせ。ストーリーテリングと呼ばれることもあるし、昔からある口頭伝承なんかもそうです。

声を聞くだけで話を理解しないといけないので、子どもがイメージしやすいように身近なものを話にしてみたり、何度も読んだことのある絵本の内容を語ってみたりするといいです。

話をきちんと聞くための集中力、自分の頭の中に映像を思い浮かべるための想像力がつきます。

哲学者のアドルフ・シュタイナーが提唱した幼児教育方法では、2~3週間同じ話を語り聞かせするそうです。絵本もそうですが、同じ話を何度も読むことで子どもの心は安定します。子どもにとって日常は新しいことだらけ。知っているものがあるというのはホッとするんですね。

何も見ずに語るということは、ママは話を覚えていないといけません。そういった意味でも、シュタイナー教育の2~3週間同じ話をする方がママの負担が少なくてすみますね。

完璧に覚えるのは難しいですから、多少はアドリブで大丈夫です。子どもの方が覚えていて「ママ、そこはこうだよ」って教えてくれることもあります。

想像したものを言葉にする、おてて絵本

おてて絵本とは、手のひらを絵本に見立てて開き、自分で想像した物語を自由に読む遊びです。Eテレの「みぃつけた!」のワンコーナーにもなっているので、見たことがある人もいるのではないでしょうか。

うちの娘は知っている話をベースにして、自分で勝手に物語を進めています。

たとえば今日は、桃太郎。流れてくるのは大きな桃ではなく、小さな桃でした。それでも、中から出てきたのは元気な男の子。もりもりご飯を食べて、大きくなるのは一緒です。一寸法師サイズから徐々に大きくなっていくらしいです。まぁ、そんな桃太郎もありかなぁ。

たまに本当にオリジナルな話をしてくることも。まだ語彙が少なく、発音も明瞭でない娘の話は段々わけがわからないことに。それでも、「そうなんだー、それでそれで?」と聞くと、「それでねー」と楽しそうに話を進めてくれます。たどたどしく一生懸命話す姿は本当にかわいいですよ。

話を引き出すコツは、適切なタイミングで

  • 「それから?」
  • 「はー、そんなことが起きたんだ!!」
  • 「いいよいいよ、おもしろいね」
  • 「最後はどうなる!?」

などの相槌を打って、先へ先へと進めてあげること。なかなか終わりに近づかずに世界が広がってしまう子が多いので、最後に向かわせてあげて「おしまい」となるように誘導します。

たまに自分もおてて絵本をやってみると、かなり難しいです。脳をフル回転しているなぁって感じ。脳の体操がてらママもお話を作ってみてはどうでしょう。

お話を読んで子どもと良質なコミュニケーションを。

絵本の読み聞かせ

言葉を覚えたり、想像力をアップさせたりと、お話を読むのは子どもの教育上とてもいいです。

でも、一番大事なのは、子どもとのコミュニケーション。お話を通して、親と子どもは同じ世界を共有することができます。

子どもの表情をしっかり見て、お話を聞きながら何を感じているのか、ママも感じ取ってみましょう。新鮮な反応に、ママ自身も忘れていた童心を取り戻し、純粋な気持ちで物事を見る目を養うことができます。

忙しくてなかなか毎日は読み聞かせができないという話も周りでよく聞きます。でも、短い童話なら5分で読めます。寝る前にひとつだけでも読んであげる習慣をつけてあげられるといいですね。毎晩お話を読むことは、ママにも子どもにも温かい思い出になるはずです。

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