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「子どもの保湿は小さいころからしっかりしておいた方がいいよ」
なんて言われますが、動き回る子どもの保湿って本当に大変。
冬はやっぱり乾燥しているから保湿しないといけないなぁと思うのですが、夏はどうなんでしょう。
小児科や皮膚科の先生が乳幼児のスキンケアについてお話ししてくれる講座を受けたところ……
夏に適切な保湿ケアとはどのようなものか、講座を受けて実践していることをまとめます。
夏も冬も関係なく子供の肌の保湿は必要
むしろ夏は肌への刺激がたくさんあるので、保湿はガンガンしてあげてほしいとのこと。
大人の半分くらいしか厚みのない赤ちゃんや子供の肌は、物理的にとってもデリケート。さらに夏は、
- 日焼け
- あせも
- 虫刺され
などの危険性が。
刺激を受けると、肌のバリア機能が低下して傷がつきやすくなったり、乾燥しすぎたりするんです。
そういった肌状態だと、病気やアレルギー物質も体内に入ってきますくなります。
だから保湿が必要なんですね。
夏におすすめの保湿剤の種類とは
保湿剤には大きく分けて3種類あります。
- ローション
- ミルク
- クリーム
その差は水分と油分です。
ローションは水分多め、クリームは油分が多め、ミルクはその中間です。
どれを選ぶかは赤ちゃんや子どもの肌状態にもよりますが、一番保湿力が高いのは油分を多く含むクリームです。
ただ、子どもによってはお腹だけちょっとかさつくとか、腕だけカサカサしているとか、気になる部分がある場合も。
そういったときには全体にローションタイプ、乾燥が目立つところだけはミルクやクリームを使うのもいいそうです。
冬の話ですが、うちもほっぺだけ真っ赤になってしまうので、肌はミルクでほっぺはクリームと使い分けています。
マッサージをするオイルで保湿も一緒にするママが多いと思いますが、油分が多めになってしまう可能性もあるので使い分けるといいそうですよ。
子どもに合う保湿剤の選び方
「さぁ、保湿剤を買おう」と思って店に行くと、保湿剤ってめちゃくちゃ種類が多いんですよね。
どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
添加物なども肌荒れしないようであれば、そこまで恐れることはないのだとか。
まぁそれでも添加物がないに越したことはないので、私は添加物が少なめのモノを選ぶようにしています。
ただ、高いんですよね。
だから、ローションは市販のちょっと安めのモノを使って、肌荒れが気になるところへ塗るクリームは無添加を使うなど、やはり使い分けをしています。
子供向けの保湿剤の適量と塗り方
保湿剤の適量は、ミルクとクリームタイプ、ローションで分かれます。
- ミルクとクリーム:人差し指の第一関節まで
- ローション:一円玉くらい
うちの息子の背中は私の両手を上下に置いてちょうどいい広さ。
塗るときには、まず体を清潔にします。
外遊びをして泥や汚れがついていたらもちろんですが、汗をかくと汗の塩分で刺激を受けている状態なんです。自分の汗にすらアレルギー反応を起こす子もいるくらいです。
汗をかいたら濡れタオルで拭いたり、シャワーで流してあげたりしましょう。
一日一回は泡立てたせっけんでしっかり洗ってあげます。洗いすぎは乾燥のもとなので、せっけんは一日一回で十分です。
タオルでやさしく拭きます。
タオルはやわらかいもので。ごわごわしているものは刺激が強いです!
まだ肌がしっとりしている入浴後5分~10分以内に保湿です。
保湿剤はケチケチせずに、きちんと塗ってあげること。
塗るときにはキメの方向に合わせて塗っていきます。これは体を洗う時にも一緒です。
キメの方向は、しわと同じ向き。体のそれぞれの部分を円柱と考えたときに輪切りにする方向。
特に保湿が必要なのが顔や手足。露出が多いところを中心に塗り残しがないように塗ります。
まとめ:子どもの保湿は夏こそしっかりしてあげよう!
夏は肌もじっとり潤っている気がして、保湿剤なんて塗ったら余計にべたべたしてしまいそう。
でも、実は刺激の強い夏だからこそ、しっかり保湿をして肌のバリアを守ってあげたいですね。