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「時間がなくて部屋が片付けられない」「だって毎日忙しいんだもん」
口癖になっていませんか? 私はなっています。
「片付けてもどうせ1分後に散らかるし」
小さい子どもがいると本当に部屋の中って散らかります。こっちを片付けたそばからあっちでおもちゃ箱をひっくり返しているなんてことは日常茶飯事。そもそもおもちゃの数が多いんだけれど、なかなか減りません。
いったいどうやったら部屋の中は片付くのでしょうか?
せめて一日一つ片付けよう
片付けられないと悩む人にはいろいろタイプがありますが、そのなかのひとつに完璧主義があります。一気に片付けられないとイライラしちゃう人。
全部を一度にしっかり片付けたいという欲求が強いため、片付けには時間がたくさん必要だと感じてしまいます。だから、「時間がなくて片付けできない」って言うんです。
掃除したい熱がフツフツしているのに掃除する時間がない、片付けもできない、シンプルライフなんて送れない、私はなんて駄目なんだ……だんだんと思考が負のスパイラルにはまります。
はっきり言いますが、無理です。
一度で全部が片付くような部屋ならこんなに悩んでいません。ましてや小さな子どもがいて散らかし放題な家でいきなりは無茶です。
忙しくても、小さな子どもがいても片付けられる人はいます。お片付けやシンプルライフをテーマにしたブログを見ると、小さな子どもがいるワーキングママでも家がきれいな人はたくさんいます。
でも、そういう人は時間うんぬん関係なく片付けられる人です。片付けが習慣づいていて、どんなに散らかしたとしてもすぐに戻せる人です。目指す目標としては高すぎるんです。
まずは一日一つ片付けてみませんか。
小学校の頃、帰りの会で「必ず一つごみを見つけて拾う」という時間がありました。一人一つだけでもクラス全員が拾えば30個のごみを拾ったことになり、教室がきれいになります。
家の中のごみは一つではありません。一緒に拾ってくれる人は30人もいません。だから「必ず一箇所片付ける」を毎日してみるのはどうでしょうか。
こんまり(近藤麻理恵)さんの片付けは「一気に、短期に、完璧に」がモットー。部屋の様子をガラリと変えた衝撃でリバウンドを防ぐというものです。
家全体を一気に片付けることがベストだというのは私も感じているのですが、ちょっとむずかしいというのが実情。でも、一日一箇所だけでも完璧にできればかなり達成感を感じられ、モチベーションがあがります。
小さな範囲を毎日一箇所片付けよう
片付ける場所はなるべく小さい範囲に絞っておくと達成感が得られやすいですし、途中で中断されにくくなります。
たった一箇所ですが、一ヶ月で30箇所、一年たてば365箇所も片付けられます。365箇所も片付ければ、一年で全部片付くような気がしませんか?
片付けなきゃいけない場所が365個以上ある気がする。毎日は片づけられない。なんて、不安になりますか?
片付かなくったっていいんです。まずは気持ちを整えることが大事。
一日一つ片付ければいつかなんとかなる。そう思ったら少し気が楽になりませんか。
試しに一週間続けてみてください。
たとえば冷蔵庫の中。
うちの冷蔵庫は冷蔵室、野菜室、製氷室、冷凍庫は大小2箇所あります。
- 月曜日に冷蔵室
- 火曜日に野菜室
- 水曜日に製氷室
- 木曜日に冷凍室大
- 金曜日に冷凍室小
- 土曜日に張り付けてる紙類
- 日曜日に外壁の拭き上げ
一週間で冷蔵庫終了です。
一回ビシっと片付けると、そうそう散らかりはしません。きれいな場所ってきれいなままキープしたい熱がかなり高まるんですよね。
もしすぐに散らかってしまうようなら、それはそれでチャンス。シンプルな仕組みになってなかったり、適切な収納ができていなかったりすると、使いづらくてすぐに散らかるんです。一度しっかり片付けていれば、散らかる原因がすぐに見つかって、修正するのも簡単です。
片付けはゆるゆると続けてみましょう
家の中が片付いていないとイライラしますよね。
作業効率も悪いし、気持ちだけあせってしまう。小さい子がいると、なんでも口に入れるし、抵抗力がないからきれいにしておかないといけないと思って入るものの、全然片付けが進まない。
とくに専業主婦だと「私、働いてないのになんで家の中片付けることすらできないんだろう……それが仕事なのに」ってウジウジしちゃうことも。
小さな子どもがいても、働いていても、きれいな部屋をキープできる人はいるし、片付け上手な人はいます。
「なんで自分はできないんだろう」
落ち込みますよね。
でも、もう仕方ないです! できない自分を認めちゃいましょう。受け入れましょう。
できるはずの自分に期待して、できないことにクヨクヨしていても部屋は片付きません。いっそ「自分はもう片付けられない人なんだから一つずつやるしかない!」と開き直っちゃって手を動かした方がいいです。
「せめて一日一つ片付けよう」の項でも書いたのですが、片付けられる人は時間あってもなくても片付けられるんです。
片付けられない人は片付け新入部員です。新入部員はまずは基礎練習をするものです。バスケだったらドリブル、バレーならハンドパス、演劇部は発声練習、そして片付け部員は一日一つのお片付けです。
まずは今、どこを片付けるか決めてみませんか。