ずっと断捨離できなかったコーチのバッグを手放す。ブランド品はいらない。

服やバッグを処分するとき、ブランド品って強敵ですよね。

高価なものを手放すのは勇気がいることです。

私も、服の断捨離は順調に進んできているのですが、ブランドのバッグだけはひとつも処分できませんでした。

なぜブランド品は残してしまうのでしょうか。いつ、何に使うんでしょうか。

ちょっと小洒落たレストランへ行くとき、子どもの手が離れてからの外出時……ぼんやりと”いつか”を想像していましたが、妄想だったなって思わせてくれたできごとがありました。

わが家に残っているブランド品と残した理由

20代でOLをしていたころ、はまっていたCOACH(コーチ)

アウトレットで買うとほかのブランドよりは比較的安いので、ちょっと背伸びしたい若い時期にはまるんですよね。大学生でも持てるブランドって感じがします。

安めとはいえ、そう簡単に手が出せる値段ではありません。

品質自体はとてもいいから、中高年になっても十分使うことができます。母も買っていましたし、お互いのバッグを交換したりもしました。

だから当然、一度買えばずっと使うものだと思っていました。

ちょっと若すぎるデザインのバッグは処分したのですが、いまだに4つも持っています。

「いま使っていないから」と思って何度も何度も処分しようとしました。でも、どうしても処分できなかった。

いまは子どもがいるから普段使いしないだけ。

カジュアルなバッグだけしか持っていなかったら、ちょっといい場所へ行くときに困る。

また働きに出たら使うはず。

そうウダウダと考えて残してあったんです。

もう2度と使わないと確信した日

結婚を機に会社をやめてから、まったく使わなくなってしまったものの、ずっとクローゼットに眠らせていたバッグ。

ついに使う日がきました。

今年は結婚5周年。子どもを預けて、夫と高級フレンチを食べに行くことになったのです。

フレンチなんだからいつも持っているマザーズバッグでは行けない。服もおしゃれしているし、バッグも当然ブランドバックにしなくては。

いそいそとクローゼットの奥からお気に入りのコーチのバッグを引っ張り出してきたものの、ものすごく迷ってしまったんです。

ふみ
高級フレンチを食べに行くとはいえ、ディナーだけでこんな大きなバッグを持っていくの?

おしゃれして、ブランド物のバッグを持って夫と電車に乗るってなんかこっぱずかしいな。

ぐるぐるとそんな思いが頭を巡って、結局持ったのはコーチだと一番わかりづらいバッグ。

素材がいいとはいえ、パッと見ただけではノーブランドのバッグと変わらないでしょう。しかも扱いが雑だからクッタクタ。

ブランド物を持つ必要など、どこにもなかったのです。

高級品なら長く持つという幻想を捨てる

上質なものであれば、いくつになっても使える。そんなことを言う人がいます。私も昔はそう思っていました。

本当にそうでしょうか。

20代で選んだものは、20代にしか使えない。

だって20代の感性で選んでいるから。

30代、40代の感性とは合わないんです。

たとえ同じ自分であったとしても、20代の私と40代の私は違う。

服の断捨離も同じです。20代で買った服は20代、独身時代に買った服は独身時代にしか着ることはできません。

子どもの手が離れたら使う?

子どもと出かけなくなった私は、ブランド物のバッグを持ってどこへ出かけるのでしょう。

もともとが出不精な私。

いまは子どもがいるから毎日出かけているけれど、出かける理由がなくなれば一日だって家にいられます。わざわざブランド物のバッグを持ってどこかへ出かける理由が見当たりません。

ママ友とのランチ、職場復帰してからの通勤バッグ……20代のころは友だちと会うにも通勤にもブランド物を使っていたけれど、歳を重ねてからそんなことをするだろうか。

長くブランド物を使い続ける人は、退職しようが、子どもを産もうが、普段使いにし続けます。

現に、子連れでもブランド品を持ち歩いている人はたくさんいます。

子どもと公園で走り回るのにブランドバッグは使いづらいだろうに、それでもかまわずブランド品を持ち歩く人はもう一生ブランド品を使える人です。

でも私はそうじゃない。

一度ブランド品を使わない時期があった人は、ブランド品を使わないで日常生活を送る人。

これから先もブランド品を使う必要はないし、使う機会もそうそうやってこない。

だから私は、ずっと取っておいたコーチのバッグを半分だけ処分することにしました。

就職祝いで父に買ってもらったものと、今回ディナーに持っていったもの。

大小1つずつをひとまず残しました。これも処分する日が来るのかもしれません。

自分に合うものを大事に持てばいい

私にはブランド品は必要ない。

そう気づいた瞬間は、少しさみしさを覚えました。

私は高価なものを使う人生は送らないのかもしれないと。

たまに高級レストランにディナーへ出かけることはあるけれど、ブランド品に身を包んだ、きらびやかな生活をすることはない。

セレブな生活を望んだことはありません。

でも、少しくらい夢見たことはある世界。私には訪れない未来。

ただ、シューズクロークいっぱいに並んだ靴、ブランドバッグで埋め尽くされたクローゼットを紹介するテレビ番組を見て、ドン引きしている自分がいるのも事実。

やっぱりブランド物をとっかえひっかえ持ちたい人ではないんです、私。

私はいまの生活が楽で、好きで、ここにいる。そんな自分が選んだものを使っている。

だからそれはそれでいいんじゃないかって、いまは思えます。

いつか、もしかして、本当にもしかして、宝くじが当たったりしてお金持ちになったら、ブランド物をバンバン使いたくなるのかな。

そうなったら、そうなったときに買えばいい。買うだけのお金があるのなら、そのときに買えばいい。

いまは、いらないです。

年に一回、大切な記念日に使うバッグは残してあるけれど、それ以外は必要ありません。

クローゼットで眠っているブランドバッグがあったら、いつ使うのかを具体的にイメージしてみてください。

本当にその未来は訪れますか?

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