シンプルなキッチンでは水切りかごを使わない? 思い込みを捨てて楽になろう。

水切りかごをどうするか。使うのか、使わないのか。ずっと悩んできました。

ミニマリストやシンプルライフを送っている人は、水切りかごを不要だという人が多いですよね。私も感化されて水切りかごを使わない方法も試してみたのですが、うまくいかず。

年末にダイソーで買った水切りかごでの生活が、自分にはしっくりはまりました。小さい子どもがいる家庭では、水切りかごはあった方が楽だと私は思うのです。

水切りかごの役目ってなんだろう

そもそも水切りかごって何のためにあるのでしょうか。

水を切るという言葉の通り、皿についた水分を少し落とすものです。そのままふいてしまうと、ふきんがすぐにべちょべちょになってしまいますよね。

以前、高木ゑみさんの『考えない台所』という本を読みました。その中に、水切りかごについての話があります。

「水切りかごは、その名のとおり、洗った食器の水を切る場所です。収納場所ではありません」

当たり前のことなのに、読んでかなり衝撃を受けました。私はたしかに水切りかごを収納場所にしていたんです。おかげで食器を探すときには、水切りかごを見て、食器棚を見て、もう一度水切りかごを見て……という無駄な動きをしていました。

しかも、乾いた食器の上から洗った食器を積み重ねていいくから、食器がずっと乾かないんです。というか、乾いたそばから濡らしていました。

本を読んでから気づいたのですが、皿の水切りってすぐ済むんですよね。置いて数秒で水は切れるんです。だから、ずっと水切りかごに置いておく必要はまったくありません。

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作業工程を細かく分けることが大事

『考えない台所』では食器を4つのグループに分け、洗う順番を決め、こまめに拭くことをすすめています。これがとっても簡単で、子育て世代に便利なんです。

まずはどんな方法なのか説明しますね。

  1. 繊細なグラス、コップ類を洗う
  2. 大きいものを洗う
  3. 小さいものを洗う
  4. 油がついたものを洗う

グラスは水切りかごに入れると割れてしまいそうなので、広げたふきんの上に置いていきます。次に大きなお皿を洗って水切りかごの中に。その間にグラス類の水が切れているので、拭いて食器棚にしまっていきます。

すると今度は大きな皿の水が切れているので、今度は大きな皿を拭いて収納。空っぽになった水切りかごに、小さなお皿を洗って置いていきます、

水がしっかり切れているからふきんがびちょびちょになりにくいし、水が切れている食器を再度濡らしてしまうこともなくなりました。

小さい子どもがいる家庭は区切り作業がいい

皿洗いの作業を細かく区切ることは手間だと思っていました。

でも、逆です。私はいっぱいになった水切りかごの中で、どうお皿を積み上げれば全部入るのかいつもバランスを考えていました。崩れてくるお皿を格闘してきたのです。

子どもがいる中で、こんなバランスゲームを毎回している方がどうかしています。結果、何枚か皿を割りました。

子どもがいるとどうしても洗い物の最中に作業が中断します。何かこぼしていたり、兄弟がいればけんかをしていたり。作業を小分けにしていると、途中で中断されてもまぁいいやという気になります。その間に水も切れるし。

しかも中断しっぱなしではありません。「水切りかごは収納場所ではない」という意識を持ったので、中断されてもまた戻ってきて最後までやろうという気にもなりました。

小分けに洗っては拭くことで、水切りかごにたまってしまう食器の量も減り、水切りかごを空っぽにしやすくなりました。食器を探し回る無駄もなくなって、水切りかごを空っぽにすることの素晴らしさを痛感しています。

ダイソーの小さな水切りかごがちょうどいい

さて、水切りかごの使い方に快感を覚えた私が現在使っているのは、年末にダイソーで買ってきたシンクに渡すタイプの水切りかごです。

わが家のシンクは手前と奥で高さが違うため、メーカーでも純正の水切りかごがなく、シンクに渡すタイプは使えないと思っていました。

シンクに渡すタイプの水切りかごは、シンクが狭くなるので苦手な人もいるでしょう。でも、シンクと作業台とどちらを広く取りたいかといったら、私は作業台を広く取りたい派です。だからシンクに渡すタイプは本当に使えないのだろうかとずっと考えていました。

ダイソーなら100円だし、失敗してもまぁいいや。もし成功したら、シンクに渡すタイプでもっとおしゃれなのを買おう。

そう思って使い始めたのですが、かなり使い心地がいいです。うちのシンクにサイズはぴったり。白くてシンプル。

カトラリーを置く場所がなくて、以前使っていたものをとりあえず付けているのがおかしいんですが、まあそのうちなんとかしようかと。

作業台で使うものに比べてサイズが小さめで、シンクにひっかけているだけなので、あまりたくさんの食器を置くことはできません。すぐにあふれてしまうし、重いものを乗せるとたわみます。

でも、あふれてきたら拭いてしまえばいいし、収まる分はそのままにしておけるし、ちょうどいいバランスです。こまめに食器を拭くためには多少小さめにしておいた方がいいのです。

生活スタイルや性格に合わせて選んでいこう

水切りかごがいるかいらないか。これは生活スタイルや性格によります。私には必要でした。

私は子どもがいると作業が分割できた方が楽だと思うんですが、一気にやってしまいたい人もいますよね。そうなると、水切りかごのサイズは大きい方がいい。

作業台に置いた水切りマットに置いていくという方法もあります。私は水切りマットがべちょべちょになっていくのとか、水切りマットっという洗濯物がひとつ増えるのは嫌だった。あと、やっぱり積み上げすぎて皿を割りました。でも、水切りマットの方が楽だと言う人もいます。

水切りかごはキッチンの外観をそこねるし、邪魔になるのはたしか。でも、やっぱり自分が作業してて楽かどうかが一番のポイント。

私はシンプルライフのために誰かの真似して無理するのは嫌です。自分がいいなーって思うやり方が一番。もしシンプルライフには水切りかごが不要だと”思い込んで”いるならもう一度見直しをしてみるといいでしょう。

自分に合う方法が見つかるまでは、いままで使っていた水切りかごはすぐに捨てないでください。どこかにしまっておいて、お試し期間をもうけるんです。

最初は家で余っているタオルやふきん、100円ショップの商品でいろいろな方法を試してみましょう。ぴったりはまるものがあれば、その方法でやればいいし、どうしても無理だと思ったら水切りかごを復活させればいいんです。

一気に変えようとせず、少しずつトライしてみると、失敗した時のダメージも後悔も少なくて済みます。自分に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。

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