服を捨てるのは子育て中こそ思い切れる! 保留品の迷いを断ち切る3つの方法。

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服の片付けをしているとかならず出てくるのが、処分するか迷ってしまう「保留」。

捨てる勇気が持てずに、結局もう一度クローゼットに押し込んでしまった服ってありませんか?

いまは着ていない。将来、着るかどうかはわからない。でも、なんとなくときめくような気がするから取っておく服。

子どもが生まれる前に買った服で、子どもと一緒にいると着ないんだけど、また落ち着いたらいつか着たいなぁって服。

今回は、そんな保留品を私があっさり処分できた方法3つをご紹介します。

実際に着て1日過ごしてみた

すっごく単純で簡単なことなんですが、着てみたんです、実際に。

お片付け本にもよく書いてありますよ。実際に着てみましょうって。でも、私はもっと決断しやすくするために、1日着て過ごしてみました。

もう着心地がとっても悪くてびっくり。

大好きなワンピースを着て気分はウキウキ……じゃない。静電気でタイツにくっついて歩きづらい! 子ども連れて歩き回ってみると、動きづらくてしょうがないです。立ったり座ったり、しゃがんだり抱っこしたり、いっぱい動きますからね。

しかも心なしか丈も短くないか? 30代、これありか? ……落ち着かない!!

仕事してた頃は、デスクワークだったからさほど気にならなかったんですが、本当に動きづらかったです。じゃあ子どもと一緒じゃなかったら着るかっていわれると……着ない。動きやすい格好に慣れてしまったのでもう着られないです。

子どもと並んで鏡を見てみる

子どもが生まれると、「子どもと遊びやすい服」というように、自分の服を子ども前提で選びがち。

それに対して、子どもが生まれる前に買った服は、「自分が」好きで買ったもの。本当にときめくものです。子どもに邪魔されず、きちんと試着をして買ったのでサイズもぴったり。

当然、着てみたらときめいちゃってワクワク……じゃない。いざ子どもと一緒に並んでみると、なんか違う。

子どもってやっぱりピッチピチなんですよね。肌とか雰囲気とか、若さのかたまりですよね。ちょっと若い頃に買った服は、子どもと一緒に並んでみるとなんか、若作りしている感じに見えます。逆に自分が老けて見えてしまうというか。

数年前に買った服すら老けて見えるのに、独身時代に買った服なんてとんでもないです。

女の人って出産すると顔つきとか体型とか変わるんです。気付いてないだけで。

出産前の服を着るだけで違いがくっきりわかるようになります。すでに自分はママの顔になっていて、前の服が似合わなくなってしまっているんですよね。少しさみしいですけど。

妊娠前の服は妊娠中にすっぱり捨てるべきだなぁと感じます。

“いま”の自分に合った服だけを残す

上記2つとも関連してくるのですが、”いま”の自分に合っている服だけを残すようにします。

“いま”自分は出産を終え、授乳も終わり、専業主婦である。ということは、

  • 妊婦用の服や授乳服
  • 就職用スーツ

は使いません。こういった服は手放した方がいいのです。

妊婦用の服や授乳服を捨てる

妊婦服や授乳服って、ゆったり作ってあるから楽なんですよね。だから、産後もなんとなくダラダラずっと着ちゃうんですけど、それだと産後の体型がなかなか戻りません。

産後ダイエットのためにも、自分の体型にあった服を選んで着るようにしましょう。

まだ次に産むかもしれないって人もいますよね。妊婦服や授乳服は使う期間が短い割に値段が高いので、取っておきたいです。スペースに余裕があれば取っておいてもいいかもしれませんが、先日受講した片付け講座の講師さんが「循環」を提案していました。

自分が使う時期が終わったら、別の人に譲る。そしてまた自分が使うときには、また誰かから譲ってもらう。取っておいた3年前の服を着るよりは、1年前に別の誰かが使った服をもらった方が、デザインも新しく、服の傷みも少ない。そういったママ友の輪を作った方が楽しいと。

対人スキル必要だなーとは思ったのですが、いいやり方です。

ちなみに授乳が終わったら、下着のサイズもチェック。産前のものをそのまま使っている人が意外といますが、授乳していた女性って産前産後でブラジャーのサイズが変わります。きちんとしたサイズのものを付けないと胸の形が悪くなってしまうんですよ。

サイズが変わらなかったとしても、しばらく使わなかったブラジャーはへたってしまっていることも。古いものは思い切って処分して、新しいものをそろえてみましょう。

社会復帰のために服を取っておかない

子育てママの中には、社会復帰を目指している人もいると思います。就活用のスーツは残しておかないといけない気がしますよね。私もそう思って残していたのですが、処分しました。

社会復帰するときには、新しく買おうと思ったからです。何年先になるかわからないし、そのときの自分に一番合ったものを選んだ方が相手の心象もいいでしょう。

カジュアルな服装の職場だったとしても、年齢に合わせた落ち着いたビジネスカジュアルをそろえたいですね。

そういえば先日、幼稚園の行事でビジネスカジュアルくらいの格好が必要になりました。そこで感じたのが、「人によってビジネスカジュアルの程度が違う」ということ。

働いていた会社が違うので、同じ”ビジネスカジュアル”でも人によってバラバラだったんです。かっちりした人もいれば、かなりラフな人も。「会社によってビジネスカジュアルの基準が異なる」「そのときそのときで必要とされるビジネスカジュアルは違う」ということをひしひしと感じたのです。

そうなると、やはり働く会社に合わせて買った方がいいような気がします。

子育て中の服は子育て中に買うに限る

今回のことで、自分の持つべき服について、結論が出ました。

子育て中の服は子育て中に買うべき。

独身時代や、子育て前に買った服なんて、子育て中には着られないんです。年齢もあがっているし、動き方が全然違います。子どもと一緒に遊ぶことを考えたら、汚れを気にしない服にしないといけないし。

迷ったらぜひ、“いま”の自分にスポットを当ててみてください。過去の自分は過去の自分、未来の自分は未来の自分。そのときの自分に合ったものを選んでいけばいいのです。

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