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「あなたは片付いた部屋で何をしたいですか?」
そう聞かれてすぐに答えられますか?
こんまり(近藤麻理恵)さん流の片付けは「ときめき」が基準になっていることで有名です。こんまり流片付け祭りを開催すれば、部屋はときめきに満ちることになります。
ときめきに満ちあふれた部屋で、自分が何をしたいのか。ちょっと立ち止まってイメージしてみませんか?
片付いた部屋をイメージしておく理由
片付いた部屋で何をしたいのか。
イメージしておくかおかないかで、片付けのモチベーションや作業効率が変わります。
闇雲に片付けしていても続かない人が多いのはなぜでしょうか。それは、片付けに対する明確な目的がなく、目に止まった場所のものをとりあえず捨てようと思っているから。しかも、そういった人は片付けにかなり時間がかかります。
捨ててもいいかどうかの判断が鈍いんです。
「なんで捨てたいの?」「なんで捨てなきゃいけないの?」一つ一つに理由をつけられますか?
逆もそう。「なんで残すの?」「なんで捨てられないの?」
片付いた部屋で何をしたいのかをイメージしておけば、その理由は説明できるはずなんです。
片付いた部屋での生活をイメージしよう
CHANTO 2016年6月号に『こんまり流「ときめく片付け」メソッド』という特集がありました。
一番最初にやるべきだと書かれていたのが、「片付いた部屋での時間割を書き出す」こと。
片付けはマインドが9割で、始める前の目標設定が大事なんだそうです。最初に読んだときにはピンとこなかったのですが、自分自身で理由を考えてみたら腑に落ちました。
理想の生活を考えると、残すべきものが浮かび上がってくるんです。浮かび上がってきたもの以外は捨てる候補。理想の一日は紙に書き出してみると具体的にイメージできます。
作り方はこんな感じ。
時間軸を具体的に設定し、理想のスケジュールを立てます。右側に「理想中の理想」「願望」「妄想」「理想スケジュールに近づくための憧れの自分」を書いておきます。
理想スケジュールを立てて、私が残すべきだと感じたのは、なんといってもティー用品。一日6回ティータイムがあったんです。紅茶に限らず、コーヒーやココア、緑茶のときもあるので各種取りそろえておきます。
逆に捨てる踏ん切りがついたのが、いつか勉強しようと思って取っておいた資格のテキスト。「私の理想のスケジュールに資格の勉強なんざない、捨てよう」って感じです。
妄想はいつか現実になる
こんまりさんは『毎日がときめく片づけの魔法』の中で、朝したいことを具体的に妄想してノートに書いていたら、いつの間にか本当にそんな毎日を送るようになっていたと言っています。
こんまりさんの本を読んだことがある人はなんとなくわかると思うんですが、こんまりさんってキラッキラしてるんですよ。「ときめき」とか言っちゃうくらいですからね。
朝やりたいこともなんかキラキラしてる。
まず寝室の窓を開けて、深呼吸して、観葉植物に「おはよう!」と声をかけるところからスタート。シーツと枕カバーは毎日洗って、朝からお風呂に入っちゃいます。和食のときには笛の曲、パンのときにはクラッシックを聞きながら朝食。
『毎日がときめく片付けの魔法』では朝食セットの写真なんかも載っているんですが……女子力高い。
レースの白いランチョンマット、おしゃれなティーポットとおそろいの皿においしそうなベーグルが乗って、高台タイプのガラス皿にはフルーツ。ま、まぶしい。
こんな生活を送っている人が本当にいるなんて……とクラクラしてしまいます。
でも、こんまりさんも最初はできていなかったんだそう。理想の朝とは何かをとことん考え、書き出し、何度も見直すことで実現したんです。
妄想大事。
妄想を現実にするために、自分と向き合い、理想の自分になれるように環境を整えていきます。
片付いた部屋で何をしたいのか。それはときめきに満ちた生活です。
考えただけでワクワクしてきませんか?
そんなワクワクした気分のまま突き進めば、お片付けのモチベーションも保つことができそうですね。イメージを膨らませて、片付け熱をヒートアップさせましょう。