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子供がおねしょしてしまうとマットレスにしみついてしまうのが臭い。
お漏らしの臭い取りってマットレスだと本当に大変なんですよね……布団のように丸洗いできれば楽なんですけど。
とくに尿は乾くと臭いを発するようになるので、時間が経てば経つほど臭いが出ます。ただ、おねしょに気づくのって朝だし。おねしょしてすぐではないし……。
消臭スプレーなんかを使ってみても一時しのぎにしかならないんですよね。
この記事では、おもらししたマットレスの匂いを取る方法をまとめました。
おねしょしたマットレスにファブリーズは効かない?
臭いを取ると言ったらファブリーズ!
が、消臭スプレーって表面にある臭いを取り除くくらいならできるんですが、やっぱりマットレスにしみ込んだ臭いって取れないんですよね。
CMだと「奥の奥まで徹底消臭!!!」みたいなイメージですが、さすがに時間が経つとまた臭ってきたり……。
一応おしっこ対策用の消臭スプレーもあります。
小さなお子さまやペットのいるご家庭でも。赤ちゃん用品・おねしょのニオイにも!
花王株式会社 リセッシュ除菌EX 消臭ストロング [本体]
コツとしては消臭スプレーも奥の奥まで浸透するくらいびっちょりかけること。
ただ、おもらししてから時間が経っていたり、何回もおもらししたりしてるとさすがに厳しい。マットレスの奥の方まで臭いが浸透してしまっているんでしょうね。
あと消臭スプレー自体の香りが苦手だと非常につらいです。おしっこ臭い+消臭スプレーの香りのダブルパンチを食らうことになります……。
おねしょの臭いを消す方法 マットレスの種類別
おしっこの臭いの原因はアンモニア。
実は尿の成分である尿素自体は臭いもなければ汚くもないんです。
尿素が空気中の細菌に触れて分解され、アンモニアになると臭いを発します。
だから、すぐにマットレスを洗うことができればアンモニア臭の発生を防ぐことができるんです。
時間がたつほど臭いは強くなっていきますし、布地にしみ込んでいってしまいます。なるべく早く対処することが大切。
夜中におしっこしてしまった場合、発見するのが遅くなって朝にはすでにおしっこの臭いがやばい……なんてことも多いんですが、気が付いたらすぐに洗いましょう!
そう、マットレスはまるっと洗えないですよね。
しかもマットレスは違う素材のものが何層にも積み重なっている構造。奥深くまでしみ込んでしまっているかもしれませんし、外側から「あー、スプリングまでいってますねー」とか見えません。
水や熱に強いマットレスの場合
熱に強いマットレスの場合は、
- 熱湯をかけて洗い流す
- あて布をしてアイロンのスチームを当てる
という方法でおしっこを洗い流し、臭いを除去できます。
が、生地がいたむおそれがありますし、素材によっては中がダメになります。
ウレタン素材(低反発・高反発マットレス)なんかは水洗い絶対不可ですし、熱に弱い素材もありますからね。
熱湯洗いの場合は、マットレスの下がびっちょびちょになって乾かすのも大変です。
熱に弱いマットレスの場合
ほぼほぼ表面だけの対策になってしまうのですが、濡れタオルなどでこすり洗いをするのが一番です。
- 中性洗剤
- タオル
- 濡れタオル
- クエン酸か酢
中性の台所洗剤や洗濯用洗剤を水に溶かし、タオルを濡らします。
ポンポンと叩くようにしておしっこがついている部分を洗います。あまりゴシゴシこすると生地が傷んでしまうので、あくまで叩くようにして。
洗剤成分を移すためにきれいなタオルで叩きます。
- 水500mlにクエン酸大さじ1を溶かした液
- 酢と水を半々の割合で混ぜた液
のどちらかを作り、液に浸したタオルで拭きます。
水気を拭きとるようにしてタオルで拭きます。
タオルを重ねて上からトントンと足踏みするようにして水気を拭きとると楽ですよ。
可能であればマットレスを立てて、風通しのいい場所に干します。
ドライヤーを使うと早いです。熱に弱いマットレスもあるので、遠くからかけるか、冷風モードにしましょう。扇風機でもOK。
もっとしっかりシミを落としたい場合は酢のあとに重曹や酸素系漂白剤を使うときれいに落ちます。この記事と重複するところもありますが、別記事にまとめているので読んでみてください。
近くにクリーニングをしてくれる業者があるかどうかは【くらしのマーケット】で調べることができます。
一番いいのはおねしょシーツを確実に敷くこと
なんだかんだで一番確実なのは、おねしょシーツを確実に敷いておくことです。
おねしょシーツの寝心地が悪ければ、洗えるタイプの薄いマットレスとかシーツとかをその上に敷きましょう。上に敷いたマットレスやシーツは犠牲になりますが、分厚いマットレスにしみるよりはマシです。
あとはファイバー系のマットレスの方がダメージが少ないかなという気がします。ファイバー系は中が空洞になっていて、カバーは洗濯機で洗って天日干しできますし、中のファイバーは水洗いできます。
ちょっと値は張りますが寝心地はいいですし、洗いづらい低反発・高反発マットレスよりはいいかなと。
おねしょしてしまう子供がいるうちは低反発マットレスは避けておくのが無難……。
おねしょに気づいたら早め早めの対処を
小学校に上がるまでに夜のおねしょはなくなる子が多いですが、小学校高学年くらいになってもたまにすることがあります。
おねしょとは意外と長い付き合いになるんですよ……。
マットレスは重くて洗うのも大変ですが、対処法を知っているだけでちょっとは慌てずに済みます。時間がたってしまうと余計に大変になるので早め早めの対処を心がけましょう!
- マットレスを洗ってからクエン酸や酢で臭い取り
- 防水シーツをしっかりと敷く
- おねしょしても大丈夫なマットレスを使う