この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日、車の鍵(スマートキー)をポケットに入れっぱなしで、スカートを洗濯してしまいました。
ぎゃー、やってしまった!!!!
ふみ
ディーラーに電話をかけるも、お休み。
某自動車メーカーに勤務していた父親に電話をかけ、どうしたらいいのか聞きました。
適切な対処をしたおかげで洗濯してから3日、きちんと動いています!
この記事では、車の鍵を水没させてしまった場合の対処法をまとめておきます。
<2019/05/09 追記>水没から1年、まだまだ元気に作動してます!!!!
スマートキーを水没させてしまったときの対処法
- スマートキーを分解する
- 水分を拭きとって乾燥させる
- 動作確認をする
いきなり動作確認するのは絶対に駄目!!
「洗濯してしまった!!」って焦ると、まずやりたくなるのが動作確認。
でも、水没させてしまったときには絶対にボタンを押してはいけません。
中に水が入った状態で電気が流れるとショートする可能性があるからです。
ショートしてしまったら最後、修理に出すか、買い直すしかありません!
ふみ
その分、頑丈に作ってありますから、ちょっとやそっとで壊れないようにはなっています。
中にゴムカバーもあるので、電気系統が壊れないように工夫はされているようです。
まずは動作確認は行わず、水が中に入り込んでいないか冷静にチェックしてみましょう。
スマートキーの分解の仕方
まずは鍵を分解してみましょう。
もしかしたら電池交換のために開けたことがある人もいるかもしれませんね。
意外と簡単に分解しやすいようなしくみになっているんですよ。
スマートキーは動かなくなったとき用に、手動でドアの開閉やエンジンスタートができる鍵がついています。
トヨタのスマートキーだと横のボタンを押すと出てきます。
自動車メーカーや車種によって違いがあり、ボタン以外には小さなレバーをスライドさせるものも。
補助キーが出てきたところをよく見ると、溝があります。
溝に鍵を差し込んで、少しひねってあげると簡単にカパッと開きます。
この溝の位置もメーカーによって違います。どこかにあるはずですので、探してみてください。
種類によっては鍵を挿し込むのではなく、コインを使ってひねるタイプもあります。
水分を拭き取って、しっかりと乾燥させる
中に水が入り込んでしまっていたら、拭けるところは布巾やタオルなどで簡単に拭きます。
一応カバーもついていますが、私が開けたときにはカバーの表も裏も少し水滴がついていました。
金属部分には触らないように気をつけてくださいね。手袋をすると安心です。
水滴が拭き取れたら、十分に乾燥させましょう。
窓際に置いてあげたり、ドライヤーの風を遠くから当ててみたり。
動作確認をしてみよう
十分に乾いたら、動作確認をしてみます。
これで動けば大丈夫です!
動かなかった場合、もしかしたら水没の影響で電池も壊れてしまっているかも。電池交換をしてみてください。
それでも動かなければ電気系統がどこか壊れてしまっているので販売店に確認を。
急に動かなくなった時のためにスペアキーを常備
動いたから大丈夫! と思っていると急に動かなくなってしまうこともあります。
精密機械なので中で何が起こっているかわかりませんからね。
突然動かなくなった時のためのスペアキーはしっかり持っておくようにしましょう。
またスマートキーは電池が切れても手動で車の開け閉めやエンジンスタートをすることができます。
取扱説明書やディーラーで急に動かなくなった時のための対処法を確認しておきましょう。
スマートキーが動かなかったときの修理方法
水分を拭きとっても動かなかった場合は修理に出すしかありません。
残念ながらスマートキーはかなりお高いです。
カバーだけなら3000円程度ですみますが、中身が壊れていると大変。
小さいながらもハイテク機器ですからね。
鍵の開け閉めだけが電子式のリモコンキーと呼ばれるタイプだとリモコンの送受信機だけを自分で交換する人もいますが、ディーラーに問い合わせした方が確実ですね。
相場は1.5万~2万くらいです。
車側と鍵側で信号が合致しないと車が動かない「イモビライザー」という盗難防止装置がついていると車側のコンピュータ制御機能を組み換えないといけなかったりして、余計に費用と時間がかかります。
車種によるところは大きいので、まずはディーラーに相談することをおすすめします。
スマートキーを水没させないためにできること
水没したスマートキーがなんとかなって一安心したら、もう二度と水没しないようにしたいですね。
今回は大丈夫だったとしても、次も無事とは限りません。
スペアキーってポケットに入れたままで車の操作ができるから便利なんですよね。
だからこそ、ポケットに入れたままにして洗濯という悲劇が起こりやすいわけで。
ポケットに入れたままにしないというのがポイントです!
帰宅したら鍵を置く場所を決める
外から帰ったら必ず鍵をポケットから出すようにしましょう。
鍵の置き場を玄関に作っておくといいですね。
こんな感じでひっかける収納をつけるのもいいですし、小さな箱やトレイを置いても。うちはトレイを使ってます。
洗濯機にポケットの中身を出すボックスを置く
トレイを置いていても、うっかりそのまま部屋の中に入ってきてしまうことはあります。
私は家の鍵も一緒にくっつけてあるので、たいてい家の鍵を開けてそのまま玄関のトレイに置きますが、たまに夫が鍵を開けたときなんかは鍵を置き忘れてしまうんです。
そんなときは洗濯機周辺にポケットの中身を出すボックスを置くのがおすすめ。
鍵以外にもティッシュなんかを洗濯するのも防げます。
ポケットをひっくり返して洗う癖をつける
最終手段。洗濯する直前に防ぎます。
ポケットをひっくり返して洗う癖をつけましょう。
ポケットの中はゴミがたまりやすいし、湿気もこもりがちなので意外と汚れているんです。
しっかり洗濯するという意味でもポケットをひっくり返しておくといいんですよ。
水没させても対処を間違わなければ動きます!
スマートキーは思ったよりも頑丈です。
水没させてしまっても、まずは慌てずに水を取り除くことを考えましょう。
ただし水没させないに越したことはありません。運悪く壊れてしまった場合の2~3万円は痛いですからね。
洗濯前にはポケットの中身確認! 心がけたいですね。