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- 旦那の給料が低い
- 勤務時間や勤務日が不規則
- 仕事が激務で大変そう
いろいろな理由で旦那様に転職してほしいなぁと感じる奥様はいっぱいいます。
でも旦那に「転職してほしいなぁ」と伝えても「なんで?」「無理」と突っぱねらるだけというケースも多いのではないでしょうか。
うちの夫は2回転職活動をしています。
1回目は私が「転職してほしい」と説得し、2回目は旦那自身が転職しようと決意しました。
その経験を踏まえて、旦那様に転職してほしいときの伝え方をお伝えします。
転職してほしい理由をデータ込みで示す
男性はデータに弱いです。
女性って感覚的・感情的にものごとを伝えがちなんですが、それだと納得できないんですね。
旦那様に転職してほしい理由ごとに例を出してみます。
旦那の給料が低いから転職してほしい
いまのままだと将来どうなるのか、シミュレーションをしてみましょう。
ファイナンシャルプランナーが使っている
- ライフイベント表
- キャッシュフロー表
が使えます。
まずライフイベント表で将来的にどのくらいの支出が控えているのか確認します。
次にキャッシュフロー表で実際に年間収支が将来的にどうなっていくのかを見てみましょう
いまの給料のままだと将来どうなってしまうのか具体的にデータとしてわかりましたね。
ただ、旦那にもプライドがありますから「あなたの給料が低いからこうなっちゃうわ!!!!」と言われたらカチンッときます。
「私も働くし、がんばってやりくりするつもりだけれど、少し足りないかもしれない」
自分も寄り添うけれど、ちょっと力不足だわ、助けてほしいわ。って感じですね。
「せっかく頑張って働いてくれてるのに。〇〇くんならもっといい会社がある気がするなぁ」
旦那も「俺は頑張っている!」という気持ちは強いはず。認められたいという思いもあるでしょう。
もう少し高い給料の会社に目を向けるきっかけにはなりますよ。
勤務時間や休日が世間とずれている
子どもと過ごす時間を明確に伝えてみるといいですね。
たとえばうちは転職前に勤務時間が13時~22時だったんです。
実際には10時~2時頃まで働いていました。当然3時から9時は寝てます。
休みは平日1日と土日のどちらか1日。
これを9時18時勤務(19時帰宅)土日休みのパパと比べてみましょう。
子どもは7時起床21時就寝、幼稚園に通っていて14時に帰ってきます。
パパと子どもは同じ時間に起きて、同じ時間に家を出ます。
うちのパパ | ほかのパパ | |
勤務日に子どもと過ごせる時間 | 0時間 | 3時間 |
休日に子どもと過ごせる時間 | 平日休みの日は7時間 土日休みの日は12時間 | 28時間 |
一週間トータル | 19時間 | 43時間 |
9時18時勤務のパパでも19時に帰っては来れないですけどね、土日休みでも土日まるっと子どもといられるとは限らないですけどね。
それでもやっぱり子どもと過ごせる時間少なくないですか???
自分でデータ出してドン引きました。24時間、1日分差がありますよ!!
旦那の仕事が激務すぎて心配
一番心配になるのは睡眠時間ごとの死亡率ですね。
脂肪や糖の代謝が悪くなり、交感神経の緊張が続くため血圧も上がる。実際、睡眠時間が6時間以下の人は肥満、糖尿病、心臓病の有病率が高い(Sleep. 2013;36(10):1421-7)。さらに、「うつ病、事故、自殺のリスクも高くなる。睡眠時間が6時間を切るのはたいへん危険」と白川代表は注意する。
4419人の日本人男性を調査した自治医科大学の研究から、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて死亡率が2.4倍高くなるという報告もある(J Epidemiol.2004 Jul;14(4):124-8)。
睡眠時間が6時間以下だと7~8時間のひとより死亡率が2.4倍高いんですね!
- 肥満
- 糖尿病
- 心臓病
- うつ病
- 事故
- 自殺
のリスクも高まりますし、免疫力が下がり体調を崩しやすいのです。
「体のことが心配なの!!」と切実に訴えましょう。
転職するとどんな未来になるのかを話し合おう
旦那が2回転職活動をしたうち、成功したのは2回目。
やったことは一緒です。
転職エージェントに登録して、いくつかの企業で面接まで受けました。
でも1回目は転職しませんでした。
転職理由が自分の中になかったからです。
1回目の転職活動はまだ付き合っていたころのこと。
旦那は塾講師だったので、勤務時間が13時から22時。
生活リズムの面から妻の負担が大きそうだなぁって感じていました。旦那は今の会社で出世する気がなさそうだし、家計的にもちょっと大変そう。
だから私の方から「転職できたらなぁ……」って何度も言ってたんです。
真剣に結婚を考えていたので、旦那もそれなりに転職する気にはなっていました。
でも、本人が本気で「仕事変えたいなぁ」って思ってるわけじゃなかったんですよね。
いろいろな企業を受けるごとに「やっぱり今の仕事が好きだわ」と気づかされていったと言ってました。
旦那自身にしっかりと「転職してこうなりたい」「今の会社じゃダメなんだ」というビジョンがなければ転職活動はうまくいきません。
だから徹底的に
- 今の会社ではできないこと
- 今の生活で不満なところ
- 新しい会社に望むこと
- 転職してどんな生活をしたいのか
話し合ってみましょう。
他の職場を知らないと転職する気にはならない
私と夫は職場結婚です。
業務や職場の雰囲気は私も知っています。
過酷だし、しんどいし、プライベート全然ないし、人間関係も面倒くさい会社でした。
何度か「やめたいなぁ……」って思ったことはあります。
でも私はやめなかったし、家庭の都合でやめなければならなくなったときはワンワン泣きました。
仕事が大好きだったんです。
夫の一回目の転職活動もそうでしたね。
不満はあるんですよ。仕事はきついし、上司や同僚は腹立つし、働いてる割に給料は低いし。
でも仕事が大好きだったのでやめませんでした。
なんだかんだ今の仕事が大好きだとやめられないんですよ。
ただ、やめたらやめたで別の会社も楽しいです。
私も次に務めた会社はもうすごく過ごしやすくて楽しくて。旦那も今の会社に大満足しています。
飛び出してみたら「え、うちの会社めっちゃブラックだし、ダメ会社だったのでは……」と思いました。
会社にいる間は「どうにかなるだろう」「いや、私たちががんばってどうにかしないと」と思っていた業績も傍から見ると「え、やばくない!?」って感じです。
友だち同士で話していても「俺、仕事めっちゃ忙しくてさぁ」「お互い大変だな」なんて話してると気づけないんですよね。
しかもだいたい同じような業種の同じような勤務時間の同じような給料の人と会うから余計に。
CMバンバン流してて、上場なんかしてて、周りがみんな知ってるような会社の場合も厄介。
「こんな有名企業につとめてるんだから」って転職を我慢しがちです。
周りからも「えー、すごい! やめちゃったらもったいないですよ」とか言われるし。
でも、ほかを見るとやっぱり目が覚めます。
転職サイトにひとまず登録だけさせてしまうのもひとつの手です。
いったん登録すると、
- 自分の希望に合った求人情報
- 経歴を見た企業からのオファー
がガンガン届くんですよ。それを見てるうちに「ああ、こんな会社もいいかもなぁ」という気分になります。
さらに転職エージェントの担当者と会って話をすると「この経歴を活かしてこんな仕事もありますよ」とかそういう話もしてもらえます。
実はうちの旦那は入社4年目で転職活動をしたときには紹介してもらえる会社が限られていました。
ほかの会社ならともかく塾講師ですからね。本当に紹介できる仕事が少なかった。
でも2回目の転職は入社7年目。
役職などもついていたので、仕事内容を踏まえて色々な企業を紹介してもらいました。
自分の年齢、役職だとどんな仕事につけるチャンスがあるのか知ることができたのはよかったですね。やる気につながりました。
ド直球に転職してほしい思いを伝えよう!
人にことばが伝わりやすいのは、やはり自分の心の底からの想いをぶつけたときです。
「あなたのためを思って」なんてうわべだけの言葉はやめましょう。
たしかに「激務で不健康になっていくのを見ていられない」ってのは「旦那様のため」のように思えます。
激務の旦那様を見ていてつらいのは自分なんですよ。
旦那様自身は激務でもへっちゃらなのかもしれない。
旦那様が健康を害したら自分が悲しい、自分が困るという話をしっかりしてみましょう。
「お前のことなど知るか―!!」と言われてしまったらいったん引くしかないですね。
人のことを変えるってめちゃくちゃ大変なんです。
そこまで訴えてダメだったら変えるのはむずかしいので、自分が変わるしかないです。
給料が低いならその分がっつり自分が働くしかない。
勤務時間や休日のズレがある分、一緒にいる時間を全力で楽しむ方向にもっていく。
激務で健康を害するのが心配ならせめて栄養バランスや睡眠の質を整えてあげる。
どっちがいいのか。
旦那様と自分と子どもと。どんな未来を生きたいのか、今一度考えてみてください。
生活をがっつり変えたいと思ったなら、真剣な言葉が出てくるはず。
まずはその思いをしっかり伝えてみてください!