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足の踏み場もないほど床にものがあふれる生活をずっと続けてきました。
小さいころから片付けがとっても苦手。
大人になったから急にできるようになるわけでもなく、むしろ「片付けなさい」と言ってくれる人がいなくなった分、一人暮らし時代は部屋はカオス。
子どもが生まれれば、「子育てで大変で……」と言い訳して片付けない。
そんなこんなで新築4年目のわが家は早くも汚部屋。幼稚園でしつけられてきた娘の方が片付け上手になってくる始末。
このままじゃまずい!!
まずは足の踏み場を作ろう
今度また記事にしようと思いますが、ひとまず簡単に足の踏み場のない汚部屋を片付ける手順から。
用意するもの
- マスク
- ゴミ袋
- 適当な箱2~3個
- ホウキ
キレイをキープする前になんとなくキレイにしておくことは大事です。
いきなりたくさんのことはできません。
とりあえず床が見えるようにしましょう。
片づけたい場所に適当な箱を2~3個並べます。
マスクを装着し、ゴミ袋を持ったら捨てるものをドンドン入れていきます。
雑誌や新聞、お菓子の空き箱などの雑紙は適当な箱へ。
必要なものもひとまず適当な箱へポイポイ。
迷ったら直感です。
捨てるでいいやと思ったら捨てる、迷ってどうしようもないなら残す。あとで考える!
少しずつ床が見えてきたらホウキをササっとかけると「床だ! きれいだ!」とモチベーションがあがります。
掃除機でもいいですが、その場合は一か所ずつだと面倒なので、部屋ごとにかけた方がいいですね。
適当な箱に入れた必要なものは定位置が決まっているならそこに戻しましょう。
戻す場所がなかったら入れっぱなしにしといて追々決めるとかでもいいです。
一気にやろうと思うと面倒になりますので。
足の踏み場がない状態に戻さないためのポイント3つ
床にある踏みそうになったものを拾う
具体的に言うと、歩いているときに”またいだもの”を必ず拾うようにしました。
部屋がきれいな人には「何言ってんだ?」って思われるかもしれませんが、片付けられない人のお部屋には床に大量にものが転がっているものです。
またぎ続けている限り、「またけばいいや」と思っている限り、床に落ちているものは片付きません。
「今日は床を一気に片付けよう!」よりも「またいだものを毎日一つずつ片付けよう」の方が続きます。
結局、毎日一つと言わず何個でも片付けるようになりました。
「あとで拾おう」と思うのもやめました。
私は「あとで」と思ったことは、3歩進めば忘れるザル頭です。
手が塞がっていたら持っていたものを置いて、床に落ちているものを片付けてから、続きをするようにしました。
床に置かれているものにも限度がありますから、一ヶ月もすればきれいになります。
床に置かれやすいものは決まっています。
一度片付ければ、戻す場所の確保はできているので、再び床に置かれてしまったとしてもすぐに戻すことができます。
習慣づけたいことを1つずつ増やした
日々の生活の中で掃除したいところをリストアップしてみました。
- トイレの掃除
- フローリングの掃除
- キッチンの掃除
- カウンターの上の片付け
- 玄関の片付け
欲を言えば、もっともっといっぱいあるのですが、片付け下手から一気に卒業はできません。ひとまずこの5つ。
5つの中でも優先順位をつけて、ひとつずつ習慣化するようにしました。
たとえば、トイレの掃除を1週間毎日続けます。
習慣化してきたところで、次の週からはトイレの掃除にプラスして、フローリングの掃除を毎日続けます。
私は5つすべてが毎日できるようになるといいなと思っていたのでそうしていましたが、プラスするのが大変そうなら次の週はフローリングの掃除だけに集中してもいいと思います。
そうやって1つずつ習慣を増やしていきました。
習慣化させるには21日間かかるとか、66日間は続けることが必要だとか、聞いたことがあります。
でも、小さな習慣であれば1週間ほどで定着します。
ちょっと大変そうだなと思った人は曜日ごとにやることを決めるのも効果的です。
- 月→トイレの掃除
- 火→フローリングの掃除
- 水→キッチンの掃除
- 木→カウンターの上の片付け
- 金→玄関の片付け
私は一週間やらないとあっという間に汚い部屋の戻ってしまい、次の週に「あー、無理!」ってやる気がでなくなるので毎日の習慣にしようと思いました。
この辺は「毎日やることが多いのは嫌」と思うか「一個一個の作業が重いのは嫌」と思うかの差ですね。
どっちでも自分の好きな方法でよいですよ。
自分はちょっと意思が弱いと思ったら、できた日はカレンダーに印をつけるなどして達成感を持たせるといいです。
カレンダーに印がたくさん並ぶと「今日やめたらズルズルとやらなくなる」「ここまで毎日がんばってきたのに……」と後には引けなくなります。
1週間の中でも、やることを少しずつ増やしていきます。
床掃除なら、
- 床のものを片付ける
- クイックルワイパーをかける
- 掃除機をかける
- 水拭きをする
- 幅木(床と壁の間の部分)の上を拭く
- 家具の裏や下も掃除する
というように一つずつスモールステップをこなしていくのです。
一日目なんて掃除にすらたどり着いていませんが、汚部屋の住人にとっては大きな一歩。
なんでも完璧にできるようになろうとしないことです。
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「あとでやろう」を徹底的に減らした
カウンターの上ってすぐにごちゃごちゃになりませんか?
わが家はとにかくカウンターの上にものが置かれがち。
「とりあえず置き」が多いんですよね。
しかも、カウンター上って置かれっぱなしになっても多少邪魔なくらいで、さほど困ることはありません。
目に留まったときに「あー、片付けなきゃなぁ」と思うんだけど「まぁ、あとで時間があったときに」って放置しちゃう。
でも「あとで」「いつか」って思った瞬間に、脳内からは完全に消去されています。絶対にやりません。
不思議なもので、「あとで片付けよう」と思ったものって目に留まりにくくなってくるんですよね。
そこにあるのが当然であるような気すらしてきます。
「あー、片付けなきゃなぁ」と思ったときに、片付けるようにしました。
「いま」片付けるようにしたら、意識はしていなかったのですが「とりあえず置き」が一緒に減りました。
残しておくとあとで面倒だから、その都度片付けるようになったんですね。
「気がついたときに片付ける」を習慣化したら、だんだん片付けないと気持ち悪いと感じるようになってきました。
前項の「毎日必ずやることを1つずつ増やした」と同じで、ずっと続けてきたことって後に引けなくなります。
当たり前だけどできなかったことをやってみる
ポイント
- 床に落ちているものを拾った
- 毎日必ずやることを1つずつ増やした
- 「あとでやろう」を減らした
できている人からしたら本当に当たり前のこと。
でも、私はできなかった。
片付けの優先順位がめちゃくちゃ低かった。
結局片付けない方が自分に都合がよかったんです。
けれど、部屋を片付けたいという気持ちは常にありました。
- 部屋を片付けたらどんな未来が待っているのか
- 片付けた部屋で何をしたいのか
をまずは具体的に思い浮かべてみました。
片付ける理由を明確にすることで、1つずつでも進んでみようと思えるようになったんです。
いきなりすごいことはできません。
当たり前のことすらできなかった私は、まず当たり前のことを当たり前にできる必要がある。
そう考えて、1つずつ実行するようにしました。
おかげで、床は常に見えるようになったし、ごちゃついているエリアがどんどん減ってきました。
そんな私の姿や部屋の様子を見て、夫や娘もだんだん片付けをするようになりました。
今後もやれることをどんどん増やしていきたいです。
できることからコツコツと。